ホーチミン:配達・配車用バイク40万台を電動化へ

2025/07/17 17:45 JST配信
  • ガソリン車から電動バイクに転換へ
  • 電動バイクの新規登録手数料など免除
  • 29年にガソリン車の配達・配車を全面禁止

 ホーチミン市は、大気汚染対策の一環として、市内で稼働する約40万台の配達・ライドシェア用バイクをガソリン車から電動バイクに転換する方針を示した。提案はホーチミン市発展研究所(HIDS)が策定し、近く同市人民委員会に提出される見通しだ。

(C) vietnamnet
(C) vietnamnet

 HIDSによると、対象となる運転手の1日あたりの平均走行距離は80~120kmで、一般市民の3~4倍に相当する。CO2排出削減効果が高いため、優先的に電動化を進める方針だ。現在、電動バイクタクシーサービス「サインSM(Xanh SM)」が市場シェアの約39%を占めており、大気質の改善にも一定の効果をもたらしているという。

 同案では、2026~2029年の実施期間中に、対象運転手が新たに電動バイクを購入する際の新規登録手数料、ナンバープレート交付手数料、付加価値税(VAT)の全額免除を政府に求める方針だ。また、年利6%以下の低金利融資制度の創設と、ホーチミン市による2%分の金利補助も提案されている。返済は運賃収入から自動的に差し引く仕組みを想定する。

 スケジュール案は以下の通り。

◇2026年1月:優遇措置を開始し、ガソリンバイクの新規登録を停止。2025年末までに承認されたドライバーは継続可とするが、電動化計画の提出が必要。

◇2027年1月:排出規制区域でガソリン車のピーク時走行を制限。

◇2028年1月:排出ガス規制を強化。

◇2029年12月:ガソリンバイクによる配達・ライドシェア業務を全面禁止。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)は、政府がガソリンバイクを規制して電動バイクに転換する戦略を推し...
 ホーチミン市発展研究所(HIDS)は、環境リスクを軽減しつつ、グリーン産業のバリューチェーン構築を図る...
 ホンダベトナム(Honda Vietnam=HVN)とベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)は26日、2021...
 ホーチミン市発展研究所(HIDS)は、「ホーチミン市のグリーン転換拡張構想」の一環として、ライドシェア...
 ベトナムのフードテック企業であるCapichi Vietnamと、地場系コングロマリット(複合企業)

新着ニュース一覧

 ホーチミン市人民評議会は、企業支援と物流コスト削減を目的として、港湾インフラ使用料を3年間にわた...
 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 大型蓄電池の製造・販売などを手掛ける株式会社パワーエックス(岡山県玉野市)はこのほど、ベトナム向け...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞...
 地場ベトナムグリーンハウス(Vietnam Greenhouse)とデンマークのバイオテクノロジー企業であるノボネシ...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、米国への人身売買を目的として養子縁組を装い、子どもを買い取っていた...
 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交...
 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版...
 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南...
 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Th...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告...
 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンク...
 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベト...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、...
 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7...
トップページに戻る