- 24日午前1時にカロリン諸島で発生
- 26日南シナ海到達、ベトナムで台風10号に
- 台風9号は25日に華南で熱帯低気圧に
日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム現地時間24日午前1時にミクロネシアのカロリン諸島で台風(アジア名:ブアローイ、日本では台風20号)が発生した。
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ブアローイは、24日13時の時点でフィリピンの東に位置しており、1時間に15kmの速さで北西へ進んでいる。現在の中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sとなっている。
ベトナム国立水文気象予報センター(NCHMF)によると、台風は26日に南シナ海に到達し、ベトナムで台風10号になる見通しだ。
日本の気象庁によると、ブアローイは29日13時までにベトナムに到達すると予想されている。ベトナムに到達した時点の中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sの予報となっている。
一方、ベトナム現地時間18日午後にフィリピンの東で発生した台風9号(アジア名:ラガサ、日本では台風18号)は、24日13時の時点で南シナ海に存在し、中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は60m/sとなっている。台風9号は25日13時までに華南で熱帯低気圧に変わる見込みだ。