ホーチミン:チョーライ病院がUV除菌ロボット導入、公立病院初

2025/11/18 05:27 JST配信
  • 紫外線照射除菌ロボット2台を導入
  • 重要な手術前の無菌環境を確保
  • 従来の消毒法より大幅な時間短縮

 ホーチミン市チョーライ病院は17日、紫外線(UV)照射除菌ロボット2台を導入したと発表した。公立病院としては、国内初の導入となる。手術室や臓器移植室、薬剤室などに設置され、手術前の無菌環境を確保する。

(C)PLO
(C)PLO

 チョーライ病院は、南部で唯一の特別級の専門総合病院であり、毎年何百万人もの患者を受け入れ、臓器移植や複雑な侵襲的処置などの治療を施している。

 臓器提供・移植件数の増加に伴い、手術室および感染対策プロセスへの負担も大きくなっている。臓器提供1件につき、3~6人の患者の命が救えるため、病院は手術室や移植室、術後回復室などを同時進行で準備しなければならず、このような状況下では各施設の無菌環境の確保が極めて重要となる。

 国内の多くの病院では、「フォギング(fogging)」と呼ばれる、霧状にした消毒液を空間全体に噴霧し、広範囲の消毒を行う手法を用いている。しかし、この方法には、待ち時間が長い、薬剤が付着しやすく機器を損傷する、手作業が必要になるなどの限界があり、一分一秒が命取りとなる臓器移植では、この方法は不適切だった。

 フォギングで消毒した手術室が再び使用できるようになるには、最低2時間を要するが、UV除菌ロボットなら、10~15分というわずかな時間で除菌作業が完了する。ロボットは、マップに基づいて自動で移動し、UVを照射して隅々まで微生物を死滅させる。人間の動きを感知すると、自動で照射をストップするため、安全も保障されているという。

[PLO 17/11 2025,U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街地にある観光施設「ホイアン・メモリーズランド(H...
 地場不動産デベロッパーFLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)の子会
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 芸術に心の拠り所を見出してきたという障がい者は少なくない。彼らは天賦の才能と粘り強さを生かして個...
 ハノイ市ホアンマイ街区のハノイ医科大学病院ホアンマイ分院で17日、高齢者ケア医療複合施設の着工式が...
 目立った看板もなく、狭い路地の奥にひっそりと佇む充電ステーションを兼ねた休憩所は、ハノイ市の電動...
 第14回ベトナム共産党全国大会が20日、ハノイ市国家会議センターで開幕し、全国の党員560万人を代表す...
 ホーチミン市のテト(旧正月)名物であるサイゴン街区(旧1区)歩行者天国グエンフエ(Nguyen Hue)通りの「...
 ハノイ市でこのほど、ベトナム映画を表彰するベトナム映画協会主催の「カイトアワード2025(Kite Awards...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は4月28日、
 各省・市の計画投資局のデータによると、2025年12月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所...
 ダイナム大学(ハノイ市)はこのほど、eスポーツやゲーム、ショーを網羅したマルチエンターテインメント...
 格安航空会社(LCC)エアアジア・フィリピン(AirAsia Philippines)は、3月20日にフィリピンの首都マニラ...
 精密金属部品メーカーの株式会社キャステム(広島県福山市)およびキャステムグローバルグループのキャス...
 2025年の水産物輸出額は前年比+12~13%増の約113億USD(約1兆8000億円)となり、過去最高を更新した。世...
トップページに戻る