バイク排ガス検査、27年7月に2大都市で開始

2026/04/09 13:55 JST配信

 チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、道路交通に参加するバイクの排出ガスに関する国家技術基準の適用ロードマップを定めた首相決定第13号/2026/QD-TTgに代行で署名した。これにより、ハノイ市ホーチミン市では2027年7月1日からバイクの排ガス検査が開始されることになった。

イメージ写真
イメージ写真

適用スケジュールの詳細

 排ガス検査の開始時期は、ハノイ市とホーチミン市が2027年7月1日、その他の中央直轄市が2028年7月1日、その他の省が2030年7月1日となる。ただし実際の状況に応じて、各省は適用期限を前倒しで規定することも可能だ。

 バイク(排気量50cc超)には、製造・輸入時期に応じて4段階の基準が適用される。2007年以前の車両はレベル1(最低基準)、2008年〜2016年末はレベル2、2017年〜2026年6月末はレベル3、2026年7月1日以降はレベル4となる。

2大都市の規制と検査費用

 2028年1月1日以降、ハノイ市とホーチミン市を走行する全てのバイクは、レベル2以上の排ガス基準を満たす必要がある。また首都法に基づき、ハノイ市の低排出ゾーン(LEZ)に乗り入れるバイクは、ハノイ市人民評議会の決議が定める排ガス規定の基準をクリアしなければならない。

 建設省の試算によると、排ガス検査の費用は1回あたり約3万5000VND(約210円)で、手続きは数分で完了するという。交通・都市の専門家からは、この規制導入を支持する一方で、低所得者が基準を満たさない古い車両を買い替えるための補助金政策を同時に進めるべきとの意見も出ている。

 これに先立ち、農業環境省はバイクの排出ガスに関する国家技術基準を定めた通達第92号/2025/TT-BNNMTを発出しており、同基準は2026年6月30日に施行される。

 全国で走行する約7000万台のバイクからの排出源を厳格に管理し、大都市における高汚染車両の段階的排除を目指す。また自動車についても、2026年3月1日に施行された首相決定第43号/2025/QD-TTgにより、製造年に基づく排ガス基準の適用が既に開始されている。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 農業環境省は、バイクの排出ガスに関する国家技術基準を定めた通達第92号/2025/TT-BNNMTを発出した。同...
 チャン・ホン・ハー副首相は、自動車排ガス基準の適用スケジュールを定めた首相決定第43号/2025/QD-TTg...

新着ニュース一覧

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 国際連合(国連)総会は、ベトナムが提案した「持続可能な開発のための文化の国際の10年(2027~2036年)」...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南中部地方カインホア省ニャチャン街区(phường Nha Trang)で5日に開催された「ミス・ワール...
 8月のある日の午後、ファン・ティ・トゥエットさん(女性・59歳)は、北中部地方ゲアン省タインビン街区(...
 ホーチミン市タンソンニー街区(旧タンフー区)のホテルで7日午前5時9分頃、火災が発生し、2人が死亡した...
 日本とベトナムの両政府はハノイ市で7日、ベトナムに対する無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する...
 北中部地方フエ市で6日、「2026年ベトナム・日本地方協力フォーラム」が開催された。  同フォーラ...
 トー・ラム書記長 兼 国家主席はハノイ市で5日、ベトナムを公式訪問したミャンマーのミン・アウン・フ...
 ベトナムの金融経済情報サイト「カフェエフ(CafeF)」が発表した「2025年の納税実績を基にした国営企業...
 公益社団法人九州交響楽団(福岡県福岡市)は、ハノイ市中心部にある劇場「ホーグオム・オペラ(Ho Guom O...
 ハノイ市科学技術局は、市民向け生活お役立ちアプリ「アイ・ハノイ(iHanoi)」に、雨量や道路の冠水状況...
 ホー・クオック・ズン副首相は8月28日、2030年までの国家人工知能(AI)戦略を承認する首相決定第1671号/...
 北部地方フート省警察は、日本で逮捕された知人の釈放工作を装い、家族から金銭を騙し取ったとして、北...
 アジア開発銀行(ADB)とベトナム政府はこのほど、気候変動適応型水利施設近代化プロジェクト向けに、総...
トップページに戻る