ホーチミン:メトロ1号線、生活困窮者に無料乗車券を配布へ

2026/05/21 13:32 JST配信

 ホーチミン市で6月5日より、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の駅構内に「思いやりチケットATM(ATM Ve Nghia Tinh)」と呼ばれる無料乗車券の自動配布機が設置される。

(C) TTXVN
(C) TTXVN

専用キオスクにて乗車券を発券

 これは、経済的な事情で交通費の捻出が難しい人々を支援する目的で実施される。この取り組みは、メトロ1号線を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)とホーチミン市テレビ局(HTV)が共同で展開する。

 ベンタイン駅とスオイティエンターミナル駅の2か所にキオスクが設置される。利用者は端末で電子身分証明アプリ「VNeID」または身分証明書のQRコードをスキャンし、ルートを選択することで、同キオスクから無料で乗車券を受け取ることができる。

 不正利用を防ぐため、受け取りは1回につき1枚に制限され、次回の受け取りまで最低30分間隔を空ける仕組みとなっている。

思いやりの精神を広める

 支援対象は生活困窮者や低所得の労働者などを想定しているが、厳密な審査は行わない。運営側は市民の良識に委ね、真に支援を必要とする人のみが利用するよう呼び掛けている。

 同プログラムは、市民同士の助け合いの精神を育むとともに、6月5日の「世界環境デー」に合わせたグリーンな公共交通機関の利用促進も目的としている。

 企業や個人の寄付によって前払いされた資金を原資とし、現時点で1日あたり500~1000枚の無料乗車券を提供できる見通しとなっている。まずは2か月間の試験運用とし、今後の展開を検討していく方針だ。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 米上院はベトナム時間19日、新たな駐ベトナム米国大使としてジェニファー・ウィックス・マクナマラ氏の...
 ベトナムのIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は19日、日本最大
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市で6月5日より、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の駅構内に「思...
 北部紅河デルタ地方ニンビン省のフォンフー寺にあるリエンホア洞窟には、ベトナムで最もユニークな岩壁...
 政府は、人口法の施行を案内する政令第168号/2026/ND-CPを公布した。同政令では、第2子出産時の産休制...
 調査会社スタートアップブリンク(StartupBlink)が発表した「グローバルスタートアップエコシステムイン...
 ベトナムでは2025年1月1日より、電子たばこおよび加熱式たばこの生産、取引、輸入、保管、輸送、使用が...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 ハノイ市人民委員会は20日、大手ゼネコンであるビナコネックス[VCG](Vina
 観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)傘下のサン・フ...
 ホーチミン市警察は20日、大規模な麻薬密売ルートを摘発し、違法薬物の密売や所持、違法薬物使用行為の...
 プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する株式会社esa(東京都千代田区)は、日本政府の...
 女性と少女のエンパワーメントを推進する国際プロジェクト「ガーディアン・ガールズ・ボビナム(GGV)」...
 政府は、投資法に規定されている条件付き事業分野の削減に関する決議第66.17号/2026/NQ-CPを公布した。...
トップページに戻る