英オックスフォード大学が発表した研究によると、気候変動による極端な猛暑の増加に伴い、ハノイ市とホーチミン市が世界の熱リスクが高い都市の上位50都市にランクインした。
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同研究は人口100万人を超える世界の205都市を対象に、猛暑の危険度、住民の脆弱性、地域の対応能力の3つの基準から熱リスクを評価した。その結果、ホーチミン市の総合熱リスクスコアは0.7で16位、ハノイ市は0.65で34位となった。
最もリスクが高い都市の95%超が南アジア、東南アジア、サハラ砂漠以南のアフリカに集中しており、世界で最もリスクが高い都市はイラクのバスラだった。
同大学スミス企業環境大学院の研究者によると、熱リスクは単に気温の高さだけで決まるものではなく、脆弱性の高さや対応能力の低さが組み合わさることで大幅に高まるという。例えばタイのバンコクやマレーシアのクアラルンプールなどは、猛暑に頻繁に見舞われていても、冷房インフラや都市の緑地の整備などにより、全体的なリスクを低く抑えている。
世界人口に占める都市人口の割合は、2050年までに現在の約半分から3分の2へ上昇すると予測されており、猛暑への適応が重要な課題となる。エアコンの過度な使用は地球温暖化を悪化させる懸念があるため、同研究者は化石燃料の使用削減に加え、緑地の拡大や熱波早期警報システムの導入、扇風機などを活用した低消費電力型の暑さ対策を優先すべきだと提言している。




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