ホーチミン:中国人主導の越境ハイテク詐欺拠点を次々摘発

2026/06/23 05:56 JST配信

 ホーチミン市警察は、45日間の防犯取り締まり強化期間中に、中国人が主導する複数の越境ハイテク詐欺拠点を摘発し、外国人の不法滞在を組織・仲介した容疑などで26人を立件したと発表した。

(C) Tuoi Tre
(C) Tuoi Tre

300人超の外国人の違法行為を発見

 期間中、市警察は1616軒の宿泊施設を検査し、311人の外国人の違法行為を発見した。出入国規定の違反や不法就労、賭博、不法滞在などが含まれる。

 また、不法出入国・不法滞在を手配・仲介した容疑で8件の事件を立件し、外国人9人、宿泊施設のオーナーや管理者6人、仲介者7人を含む計26人の容疑者を立件した。

稼働前の中国人の詐欺拠点を次々と摘発

 主な摘発事例として、5月18日にトゥアンザオ街区(旧ビンズオン省)のホテル「バオリー(Bao Ly)」で中国人85人を摘発し、コンピュータ約200台、携帯電話約550台などを押収した。

 6月8日には、ビンズオン街区(旧ビンズオン省)のホテル「エメラルド・ゴールド(Emerald Gold)」で、カンボジアから不法入国したとみられる中国人83人が滞在しているのを発見した。

 さらに6月17日には、ヒエップビン街区(旧ホーチミン市直轄トゥードゥック市)の一軒家で中国人42人を摘発し、携帯電話132台やタブレット77台、コンピュータ7台などを押収した。

 警察によると、これらのグループはいずれも稼働する前に摘発された。一部の宿泊施設は利益のために外国人の不法滞在を幇(ほう)助しており、警察は外国人の滞在時には規定通りの申告を行うよう警告している。

 これに関連し、北部地方フート省警察もこのほど、カンボジアからベトナムへ活動拠点を移し、大規模なオンライン詐欺センターの構築を企てていた多国籍ハイテク詐欺組織を摘発している。同省警察は、首謀者を含む容疑者複数人を緊急逮捕し、本格的な運用開始前に計画を阻止した。

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