北部紅河デルタ地方フンイエン省タイトゥイアイン村(xã Tây Thụy Anh、旧タイビン省トゥイアイン県)で10月21日、1966年の米軍爆撃により犠牲となった女性教員と中学生30人を悼む「21-10墓地(通称:Lớp học vĩnh hằng(永久の教室))」の60周年追悼式が執り行われた。爆撃により24歳で命を落とした教員ブイ・ティ・タイン・スアンさんと13~14歳の生徒30人を祀る同墓地は、教室の形を模して造られており、2021年に国家歴史遺産に指定されている。
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1966年10月21日午前10時30分ごろ、当時のトゥイザン中学校に米軍機が爆撃を加えた。授業中だったスアンさんは妊娠中でありながら生徒たちを防空壕へ避難させたが、爆弾が防空壕付近に落下して命を落とした。クラスの女子生徒12人全員を含む30人の生徒が犠牲となり、凄惨な出来事は国内外に大きな衝撃を与えた。
追悼式には、当時3歳にも満たなかったスアンさんの息子チュオン・ブー・アインさんや、生存者である元生徒らが参列した。父親とともに避難して難を逃れたアインさんは、「母は24歳のまま、生徒たちは13~14歳のまま時が止まっている。“教室”に戻るたび胸が締め付けられるが、教壇に立つ母の姿が目に浮かぶ」と語った。また、生存者のファム・バン・フォンさんは、爆撃で防空壕の土砂に埋もれながらも、倒木のおかげで奇跡的に生還した体験を語った。
地元政府は、同史跡を後世に戦争の歴史と悲惨さを伝える教育拠点として活用するため、敷地を1万1000m2に拡張・修復する計画を進めている。また、同校の後身であるタイトゥイアイン中学校の整備や「21-10奨学基金」の設立を通じて、爆撃によって断ち切られた当時の教員と生徒たちの学びへの思いを未来へ引き継ぐ取り組みを展開している。








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