1900年代前半のサイゴン、航空分野参入の歴史

2016/11/20 05:46 JST配信

 1930年になると、ようやくフランスのかつての航空会社エア・オリエント(Air Orient)用の施設ができ、1934年には滑走路も舗装され、ターミナルの建設も始まった。

(C) thanhnien, 資料写真(Gia Tam Thai), 1925年にサイゴンに着陸したフランスの飛行機
(C) thanhnien, 資料写真(Gia Tam Thai), 1925年にサイゴンに着陸したフランスの飛行機

 初めての国際線の運航は、フランスの航空会社エールフランス(Air France)が運航したパリ(フランス)~サイゴン~パリ間の便で、1933年12月28日に最初の便がサイゴンに着陸した。当時はまだ夜間飛行ができなかったため、同区間の運航には50時間かかった。

 そして1937年12月2日、フランス領インドシナ総督は民用航空局に代わりインドシナ民用航空局の設立を決定し、新規航路の開拓に当たることになった。

 こうして、第二次世界大戦がアジア太平洋地域にまで及んでくる1940年までに、フランスの航空会社が運航するインドシナ~パリ間、オランダの航空会社によるサイゴン~シンガポール~インドネシア間、英国の航空会社によるハノイ~香港~ペナン間、ヨーロッパ・アジア系の航空会社によるハノイ~中国・雲南間、中国の航空会社によるハノイ~香港~重慶間など多数の国際線が就航し、ベトナムにおける航空分野の発展が加速されていった。

前へ   1   2   3   次へ
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 1945年6月、後にベトナム民主共和国の初代国家主席となるホー・チ・ミン氏は、同志のダム・クアン・チ...
 最近では見かけなくなったが、ブンブンと音を響かせながらガソリンの匂いと共に走る三輪タクシー「セラ...

新着ニュース一覧

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング...
 大型蓄電池の製造・販売などを手掛ける株式会社パワーエックス(岡山県玉野市)はこのほど、ベトナム向け...
 地場ベトナムグリーンハウス(Vietnam Greenhouse)とデンマークのバイオテクノロジー企業であるノボネシ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、米国への人身売買を目的として養子縁組を装い、子どもを買い取っていた...
 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交...
 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版...
 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南...
 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Th...
 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告...
 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンク...
 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベト...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、...
 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7...
 ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラ...
トップページに戻る