人里離れた村に暮らすアルビノの双子、ライブ配信が収入源

2020/06/28 05:23 JST配信

 フイさんとフンさんの人生に欠かせないものの1つが歌だ。2016年から2018年にかけて、2人は結婚式で歌うことでお金を稼いでいた。しかしその後、家庭の事情で古いオルガンを売らなければならなくなってしまった。今でも自宅には小さなピアノがあるが、練習に使うだけで、以前のようにピアノでお金を稼ぐことはできなくなった。

(C) zingnews
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 肌が弱い2人にとって、夕方は最も快適な時間だ。気温も高くなく、日差しも強くない。2人は外に出て、自宅近くの畑を散歩したり、茂みを通り抜けて川のほとりに出てのんびりしたり、好きなことをする。2人にとって、夕焼けは1日の中で最も美しい光だ。静かな空間で風の音だけを聴き、2人はわずかな日差しを楽しむ。

 またある日は、自宅から14kmほど離れた水力発電所のダムに泳ぎに行く。1年ほど前にこの場所を知ってから、2人はよくここに来て水浴びをしたり、泳いだりしている。このダムにはきれいな水が流れているところがあり、深さもちょうど良い。

 2人は、アルビノであるがためにいわゆる「普通」の幼少期を送ることができなかったと記憶している。同年代の友人たちは2人と一緒に遊ぼうとせず、時に2人の病気をからかった。

 大人になった今は、他の人と外見が違うだけで、他に特別なことは何もないとわかるようになった。「西洋人みたい」と褒められても、2人はジョークとして受け流し、ただ笑うだけだ。

 夜11時、暗い部屋の中で、フイさんとフンさんはまだスマートフォンを見つめて忙しくしている。2人は自分たちのライブ配信のコンテンツを考えるため、インターネットでトレンドや新曲をチェックするのだ。約30分後、2人はスマートフォンを置いて目を休めた。

 双子は、早い時期からソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に触れることができてラッキーだったと感じている。SNSのおかげで2人はライブ配信で歌うという仕事を見つけ、そこそこの収入を得ることができている。そして何よりも、自分たちの健康状態に適した、情熱を注げることに出会えた。

 2人は何をするにも、どこへ行くにも一緒だ。2人は兄弟というだけでなく、親友でもある。2人はどんな状況もどんな瞬間も共にし、人生の喜びも悲しみも分け合って生きている。

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