“食事以上の体験”を届ける──あぶりや、ホーチミンに海外初店舗 (PR)

　タインさんもまた、愛猫をキャットショーに出場させるたびに、参加費を除いて毎回1500万～3000万VND(約8万9000～17万8000円)をかけている。

(C) dantri

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　キャットショーは通常、1か月前にならないと詳しい情報がわからないため、子猫のときから牛肉を食べさせたり、室内にエアコンを効かせたりと、特別に手をかけて世話をする。そして本番の1か月前からは、腹痛を起こしたり、本来の美しさに悪影響が及んだりすることを避けるため、慣れない食べ物は与えない。

　「猫を最も美しく見せるために、毛の長さにもよりますが、だいたい1～2週間に1回、入浴させています。身体をチェックして、もし真菌症などが見られればすぐに治療し、ケアしなければなりません」とタインさんは語る。

　さらに、混雑した場所で猫が感染症にかかることのないよう、タインさんは数百万VND(100万VND＝5900円)を投じてアシスタントを雇う。このアシスタントは、獣医学や猫の世話に関して基本的な専門知識を持っている必要があるのだという。

　このように、ここ数年でキャットショーが開催されるようになり、ペットの人気も高まっているベトナムにおいて、ペットのブリーダー、またそれに付随する各種サービスがさらに広まっていくことが期待されている。