「越僑集落」の多くの住民は、陸に家を建て、安定した生活を送り、子どもたちが通学しやすくなるよう、何らかの支援を望んでいる。
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タインさんの夫であるフオンさんは、仕事を終えると急いで食事を取る。食卓に並ぶのは魚だけだ。夫妻は、亡くなった息子に茶碗1杯のご飯と1杯の水を供えるのを欠かさない。
この湖は、子どもから大人まで、集落に暮らす人々の水浴びや洗濯などの洗い場でもある。飲料水と調理用の水については、住民は陸上から浄水を購入しなければならない。雨水を利用する家庭もあるが、雨もたまにしか降らないため、あまりあてにならない。
祝い事があるときは、住民たちは水上家屋を岸に寄せ、仮設のテントを張って宴会を行う。バン・クアンさん(男性)の結婚式も、集落の約30人が出席し、簡素な形で行われた。式が終わると、新郎新婦の家族はそれぞれ水上家屋を元のところに戻した。
夕暮れ時、グエン・バン・チョンさん(男性)夫妻は携帯電話でカラオケを楽しんでいる。チョンさんは1995年からここに住み、身分証明書も取得している。「ここでの静かな暮らしが気に入っています。病気をせず、元気でいられればそれでいいんです」と話す。
夜になると、水上家屋には充電式バッテリーや太陽光パネルによるほのかな明かりが灯る。家には主に女性と子どもが残り、男性たちは生計を立てるため、再び網を投げに湖へ出て行く。
ディンクアン村人民委員会によると、近年、カンボジアから帰国した越僑がチアン湖に多く居住しており、書類が揃っている人については警察が身分証明書を発行している。現在も警察や司法局と連携し、残る世帯の身分証明書の作成を進めているが、規定に従う必要があるため、時間を要するという。また、教育訓練局とも協力し、住民、特に子どもを対象とした識字教室の開設も検討している。




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