この4年間、ハイさんは内科と外科を順番に回り、食事を公平に分けている。
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病院で人工透析を受ける家族を看病しているマイさん(女性・40歳)は、よくハイさんからベジタリアン弁当をもらい、姪と分けているという。「ハイさんのお弁当はいつも温かくて、とても食べやすいです。治療が長引く患者にとって、少しでも出費を減らせるのは本当に助かります」とマイさんは語る。
レバンティン病院のソーシャルワーク部門の代表者も、ハイさんの善意を評価している。病院側は常に警備員を配置し、彼の食事の配布が秩序を保ち、食品の安全衛生規則や治療環境の維持を守りながら行われるよう、案内や注意喚起を行っている。
2025年、ハイさんがバイクで道を走っていると、突然1人の女性に呼び止められた。彼女は配布する食事の足しにしてほしいと200万VND(約1万2000円)を渡し、自分もかつて母親の看病で病院にいた際、ハイさんから食事を受け取っていたのだと話した。母親はもう亡くなってしまったが、その優しさを引き継ぎたいのだという。
そのお金を手にしたハイさんは、自分の人生の恩返しの輪が一方通行ではないことを悟ったのだった。




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