女子ワールドカップ予選を兼ねた2014 AFC女子アジアカップ本大会の決勝戦、なでしこジャパン(日本代表)とオーストラリア代表の試合がホーチミン市で25日に行われ、日本が前半28分の岩清水梓のゴールを守りきり、大会初優勝を果たした。
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試合は序盤にオーストラリア代表のパワープレーで攻め込まれるも、日本は丁寧にパスを繋ぎ徐々にペースを握っていく。試合が動いたのは28分、左CKのチャンスを最後は岩清水が頭で合わせて日本代表が先制。
後半に入ると、オーストラリア代表はスピードとパワーを活かした速攻で日本ゴールに再三襲い掛かる。何とかペースを取り戻したい日本代表は、67分に途中出場の菅澤優衣香が右サイドからのロングボールをペナルティエリアで上手く処理し、相手GKと1対1となって強烈なシュートを放つが、クロスバーに嫌われる。
直後にオーストラリア代表は右サイドからのクロスを押し込んでゴールネットを揺らすが、これはオフサイドでノーゴールの判定。日本代表は最後まで集中を切らさず、前半に挙げた1点を守りきり、女子アジアカップ初優勝を果たした。なお、大会最優秀選手には、宮間あやが選ばれた。また、3位決定戦は中国代表が韓国代表を2-1で破った。