韓国のスポーツシンクタンクであるフエゴ(Juego)はこのほど、ベトナムのeスポーツチーム「サイゴンバッファロー」の持分100%を買収したと発表した。
イメージ写真 |
同社はこれまで、サッカーをはじめとしたスポーツ関連のプロジェクトを手掛けてきたが、eスポーツビジネスに注力するため、2021年には自社のeスポーツチーム「CNJ eスポーツ」を設立していた。今年からプロサッカーチーム「テジョン(大田)ハナシチズン」とスポンサー契約を結んでおり、同チームの名称を「大田ハナCNJ」としている。
同社はサイゴンバッファローを買収した背景について「韓国が多く保有するeスポーツのノウハウを活用し、世界規模のビジネスを創出することにある。韓国とさまざまな面で関連性が深く、潜在性の高いベトナムは中核になる市場と判断した。なかでもサイゴンバッファローは代表的なチームだ」と述べている。今後はベトナムと韓国を中心に、アジアを代表するeスポーツ企業となることを目指していく。