北中部地方クアンビン省にある世界最大のソンドン洞窟の探検ツアーを運営するチュアメーダット社(オサリス=Oxalis)は、今年9月から12月までの4か月間にわたりツアー販売を一時停止することを発表した。
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一時停止の理由は、洞窟の生態系の復元と、大雨や洪水の時期における観光客の安全確保のため。
2018年1-8月期に催行したソンドン洞窟探検ツアー数は91件で、参加人数は873人だった。2019年と2020年におけるツアー参加者はそれぞれ1000人となる見通しだ。
同省の世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園の一部となるソンドン洞窟は、全長約9km、幅200m、最大高は240mに及ぶ。
1990年にベトナム人ガイドのホー・カイン氏が発見した後、2009年に英国人洞窟専門家のハワード・リンバート氏らの調査隊が本格的な調査を行うまでは未開の地だった。