仮想現実(VR)シミュレーターの製造を手掛ける韓国のPNIカンパニーが10日、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市ボーチュー通り114番地(114 Vo Tru, TP. Nha Trang, tinh Khanh Hoa)に雪などの体験館をオープンすることが明らかになった。
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「ハロー・イグルー(Hello Igloo)」は「ベトナムに降る初雪」をコンセプトとした、氷や雪などを体験できる施設で、建物が雪深い地域で暮らすイヌイットの家・イグルーの形になっているのが特徴だ。広さは計1157m2で全3フロアからなる。
1階はさまざまな色の氷の彫刻を鑑賞できる氷の美術館「アイス・アイス」で、毎日雪を降らせる特別イベントが行われる。2階の「プレイボックスVR」では、各種VRコンテンツを提供。スリル満点の人力車ツアー体験「万里の長城」、ニャチャン市の上空を熱気球で巡る体験、サーキット体験「プロジェクトCARS」などVRの内容は多岐にわたる。3階はベトナム料理やフュージョン料理を堪能できるルーフトップレストランになっている。
PNIカンパニーは「ハロー・イグルー」の今後の展開について「ニャチャンに続き、シンガポールやマレーシアなど東南アジア市場に進出したい」と話している。