ベトナムの15省・市を対象に評価した「2021年版ベトナム観光競争力指数」のランキングが18日発表され、南中部沿岸地方ダナン市が1位となった。ランキングは、観光諮問委員会(TAB)と首相の行政手続き改革顧問評議会傘下の民間経済開発研究委員会(IV委員会)の後援と欧州連合(EU)の支援を受けて専門家が作成した。
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観光競争力指数は、「環境作り(5項目)」、「観光政策・条件(3項目)」、「観光インフラ(2項目)」、「観光文化資源(2項目)」の4分野12項目を評価したもの。1位のダナン市は、安全性やIT準備度、観光優先度、観光交通インフラ、観光サービスインフラの各項目が高い評価を得た。
グエン・バン・フン文化スポーツ観光相は発表式で、「観光競争力指数は各地方が自身をより深く理解するきっかけになるほか、各評価項目は科学的評価のツールとして観光総局が管理や支援業務を行う際に全体像を把握するための助けになる」と述べた。
ランキングの2~5位は、◇東北部地方クアンニン省、◇南中部沿岸地方カインホア省、◇南中部沿岸地方クアンナム省、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省の順で、ハノイ市は6位、ホーチミン市は8位だった。