ホーチミン市人民委員会はこのほど、韓国のGS E&C社から提出された同市ニエウロック・ティゲー運河沿いの高架道路1号線建設案件からの撤退申請を承認した。同社は撤退の理由について、同社が建設を請け負っているタンソンニャット国際空港~ビンロイ~外環道路建設案件に資金を集中させるためと説明している。高架道路1号線建設案件は、香港企業が引き継ぎ希望を表明しているという。
この高架道路は全長10.8キロメートルで、1区、3区、タンビン区、フーニュアン区、ビンタイン区の5つの区を通過する。投資額は4兆7000億ドン(約240億円)で、BOT(建設・運営・譲渡)方式での建設が予定されていた。