ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)はこのほど、英BP社とアゼルバイジャン国営石油公社(SOCAR)の2社との間で、今年8月中ばから南中部クアンガイ省のズンクアット製油所への原油供給を受けることで合意した。
計画によると、SOCARは8月半ばにアゼルバイジャンのアゼリライト油田から6万5000立方メートルの原油を、BPは8月末にマレーシアのミリ油田から同じく6万5000立方メートルの原油を同製油所に供給する。
同製油所を運営するビンソン製油・石化社(BSR)によると、昨年2月に稼働を開始してからこれまでに、約500万tの原油の供給を受け、約420万tの各種石油製品を生産・販売したという。