- 南部で大規模な総合病院4か所を運営
- 国内トップクラスの民間病院システム開発
- ヘルスケア分野への投資で50年以上の経験
地場スエンアー病院投資(Trans-Asia Hospital Investment、ホーチミン市)はこのほど、米プライベートエクイティ投資会社ウォーバーグ・ピンカス(Warburg Pincus)との間で提携契約を締結した。
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これにより、ウォーバーグ・ピンカスは、ベトナム南部で大規模な総合病院4か所を運営するスエンアー病院投資に出資する。国内トップクラスの民間病院システムの開発を目指す。
ウォーバーグ・ピンカスはヘルスケア分野への投資で50年以上の経験があり、これまでに緊急医療サービスのサミット・ヘルス(Summit Health)や病院のユナイテッドファミリー(United Family)などに出資している。
同社は2013年にベトナムに参入しており、ビンコムリテール[VRE](Vincom Retail)、テクコムバンク[TCB](Techcombank)、決済アプリ「モモ(MoMo)」などへ合わせて20億USD(約3100億円)超を出資している。
なお、スエンアー病院投資は今回の締結式で、新たな腫瘍治療センターの設立を発表した。同センターは化学療法や放射線療法、手術などのがん関連治療サービスを提供する。