- 運輸部とCAAVが航空運賃調査作業部会設置
- 調査対象期間は1月1日から5月4日まで
- 違反があれば直ちに指導・是正・処分措置
グエン・バン・タン交通運輸相は3日、同省傘下の運輸部とベトナム民間航空局(CAAV)に対し、国内航空運賃が高騰している状況を調査するよう文書で指示した。これを受けてCAAVは、国内航空各社の航空券の販売状況や価格表示などを調査する作業部会を設置した。
(C) tuoitre |
作業部会は10人で構成され、CAAVのドー・ホン・カム副局長が部会長を務める。調査対象となる期間は今年1月1日から5月4日まで。調査は5月7日から9日までの3日間実施する。
タン交通運輸相は、最近国内航空運賃が値上がりしており、特に4月30日の南部解放記念日と5月1日のメーデーに伴う連休のような繁忙期における人々の往来需要に直接影響を及ぼしていると指摘。CAAVに対し、航空各社の航空券の販売や価格表示、情報の開示などの状況を早急に調査し、違反があれば直ちに指導、是正、処分などの措置を講じるよう指示した。
運輸部には、企業の利益と人々の需要を調和させることを原則として、顧客サービスや運輸活動に対する調査の強化、人々の往来需要への対応策や運賃安定策などを、交通運輸省に進言するよう指示した。タン氏はCAAVと運輸部に、5月10日までに実施状況を報告するよう求めた。