- 気候変動に適応、農家収入向上に貢献
- 養殖エビは提携企業が高価格で買い取り
- 地元当局は間作地面積を拡大の方針
南部メコンデルタ地方カマウ省トイビン郡ビエンバックドン村(xa Bien Bach Dong, huyen Thoi Binh)のエビ養殖業者231世帯は、世界水産物連盟(Global Seafood Alliance=GSA)から、安全で責任ある倫理的な方法で生産された養殖水産物を認証するBAP(Best Aquaculture Practices)認証を取得した。
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今回BAP認証を取得したのは、エビ養殖と稲作地の間作地で、合計面積は696ha。国内でエビ養殖と稲作地の間作地がBAP認証を取得したのはこれが初めて。この間作モデルは気候変動に適応し、農家の収入向上に貢献すると評価されている。
同間作地で養殖されるエビは、提携先の企業各社が一括買い取りしており、買取価格は従来の養殖場に提示する価格を上回るとのこと。
地元当局は、こうした成果を踏まえ、同事業を継続して推進しエビ養殖と稲作地の間作地面積を拡大していく方針。