米国を公式訪問中のトー・ラム書記長 兼 国家主席は23日、米国ニューヨークで米国主要企業のトップらとの会合に臨み、ベトナムへの投資促進を行った。

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　ラム書記長はこの席で、米国企業に対し、科学技術やイノベーション、研究開発(R&D)、グリーン経済、デジタル経済、循環経済、知識経済、半導体、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、バイオテクノロジー、再生可能エネルギー、金融、医療などの分野の投資を拡大するよう提案するとともに、米政府がベトナムを「市場経済国」として早期に認定することに期待を寄せた。

　ラム書記長の立ち会いのもと、両国の企業間で協力文書6件が締結された。詳細は以下の通り。

◇ペトロベトナムグループ(Vietnam National Oil and Gas Group＝PVN)とエンジニアリング大手ケロッグ・ブラウン・アンド・ルート(Kellogg Brown & Root)との間のエネルギー技術移転に関する協力合意書

◇PVNとゼネラル・エレクトリック(General Electric＝GE)との間の電力・石油ガス業界向けソフトウェアソリューションの提供に関する協力覚書

◇ペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS](PTSC)とエクセラレート・エナジー(Excelerate Energy)との間の液化天然ガス(LNG)分野に関する協力合意書

◇地場系コングロマリット(複合企業)のソビコ・グループ(Sovico Group)とパソコンサーバー大手のスーパーマイクロ(SuperMicro)との間のAIとデータセンター開発に関する協力覚書

◇格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)と航空宇宙機器大手ハネウェル(Honeywell)との間の航空機向け電子機器と航空技術サービスの提供に関する協力合意書

◇ウェルスパワーグループ・オブ・ベトナム(Wealth Power Group of Vietnam)とエターナル・ナチュラル・リソーシズ(Eternal Natural Resources)との間の天然ガス生産に関する協力合意書・協力覚書