- ホーチミン市からタイニン省まで接続
- 8~10車線道路とライトレールの建設提案
- 事業の研究・調査費用はすべて自社負担
観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sungroup)は、ホーチミン市人民委員会に対し、2060年までを視野に入れた2040年までの同市都市設計マスタープランの調整案に対する意見書を提出した。この中で、ホーチミン市から東南部地方タイニン省まで、サイゴン川沿い約100kmに渡って8~10車線道路とライトレールを建設することを提案した。
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同調整案でホーチミン市は、サイゴン川沿いに3~4車線で総延長78.2kmの道路を整備する計画としているが、サングループは、8~10車線として東南部地方ビンズオン省やタイニン省との接続を強化し、東南部各省との連携を深めるべきと提案している。
同社は、サイゴン川沿い道路に沿ってライトレールを整備することも提案している。観光開発に資する回廊を形成し、東南部全域の経済・社会をその潜在力に見合った形で発展させることが目的だ。実現すれば、水路・道路のほかに新しい交通手段が加わることで、東南部の経済・観光回廊が整い、ホーチミン市とビンズオン省、タイニン省との商取引拡大が期待される。
なお、サングループは、同事業の研究・調査費用をすべて自社で負担するとしている。