- 40年までの都市設計マスタープラン
- 60年までにアジアの経済・金融の中心に
- 地域と国の発展牽引するグローバル都市へ
チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、「2060年までを視野に入れた2040年までのホーチミン市都市設計マスタープラン」の調整案を承認する首相決定第1125号/QD-TTgに署名した。
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ホーチミン市は、2060年までにアジアの経済・金融の中心となり、地域と国全体の発展を牽引するグローバル都市になることを目指す。
人口は2030年に1100万~1370万人、2040年に1400万~1465万人となり、建設面積は2030年に10万~10万5000ha、2040年に12万5000~13万haに達すると予測されている。
また、市を6つの地区からなる多中心モデルに沿って開発する。環状2号線の内側とドイ運河およびテー運河の北側の地区が中心部地区となる。東部地区は、現在のトゥードゥック市をトゥードゥック都市圏として開発する。西部地区には、中心部地区の北側、カンズオック川の西側(ビンチャイン郡)、国道1号線の西側(ビンタン区)が含まれ、ビンチャイン都市圏とする。
北部地区には、クチ郡、ホックモン郡、国道1号線の北側(12区)が含まれ、クチ・ホックモン都市圏とする。東南部地区はカンゾー郡全域をカンゾー都市圏とする。南部地区には、ドイ運河の南側(8区)、カンズオック川の東側(ビンチャイン郡)、7区、ニャーベー郡が含まれ、7区・ニャーベー都市圏として開発する。