- 「ファンドゴー・シネマ」立ち上げ
- ベトナム映画の世界展開を支援
- 初期投資額500万~1000万USD
地場イノベーションファンド「ファンドゴー(FUNDGO)」は南中部地方ダナン市で10日、映画ファンド「ファンドゴー・シネマ(FUNDGO Cinema)」を立ち上げたと発表した。
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ファンドゴー・シネマは、ファンドゴーのエコシステムに属する映画特化型投資ファンドで、国際的な連携と持続的な産業の発展を目指す。資金・テクノロジー・クリエイターを結び付け、ベトナム映画の世界展開を支援することを使命としている。
同ファンドの初期投資額は500万~1000万USD(約7億8000万~15億6000万円)となる。
同基金は、以下の5分野を中心に支援を行う。
◇高品質映画プロジェクトの製作促進
◇映画産業における資金・技術資源のマッチング
◇ブロックチェーン・Web3.0・人工知能(AI)などの先端技術を活用した映画制作・管理の高度化
◇若手脚本家・監督・制作チームの育成
◇ベトナム映画の海外展開と配給の強化
映画市場が急成長する中、透明性・専門性・長期性を備えた投資資金の必要性が高まっている。ファンドゴー・シネマは、映画産業における本格的な投資モデルの構築を目指し、文化産業の持続的発展に貢献するとしている。
さらに、ファンドの発表会では、オンライン映画投資・配信プラットフォーム「ブイフィルムズ(Vfilms)」も公開された。作品視聴やプロジェクトへの投資、制作進行のオンライン追跡が可能で、ファンドゴー・シネマが投資を一元管理し、透明性と安全性を確保する。
ファンドゴー・シネマのエリック・ブオン会長は、今後5年間で30~50件の映画プロジェクトを支援し、アジア・欧州・米国の主要映画祭への出品を後押しすると述べた。また、国内外のクリエイターを結ぶ広範なネットワークを構築し、ベトナム映画の国際舞台での存在感を高める方針を示した。




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