- サイゴンハイテクパークで工場着工
- 面積8.2ha、投資総額約167億円
- 2.5億人の治療に対応、輸出も視野
地場ビンベトドゥック(Binh Viet Duc)は6日、ホーチミン市直轄トゥードゥック市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)内で、ベトナム初の血漿分画製剤工場を着工した。
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同工場は面積8.2haの用地に建設され、延べ床面積は12万6000m2。投資総額は2兆7000億VND(約167億円)。2026年2月に落成し、稼働を開始する見込みだ。
同工場は、アルブミン製剤や免疫グロブリン製剤などの年産能力が計60万Lとなり、2億5000万人の治療に対応できる。国内需要を満たすだけでなく、輸出も視野に入れている。
これらの血漿分画製剤は、重篤な病気の治療のニーズに応えるほか、麻疹(はしか)や手足口病などの危険な病気の流行予防にも貢献することが期待される。