- 12月31日まで従来の公示地価を適用
- 26年から適用する新たな公示地価を策定へ
- 旧ホーチミン市の最高額約386万円/m2
ホーチミン市人民委員会の発表によると、7月1日付けで旧ビンズオン省と旧バリア・ブンタウ省を合併したホーチミン市では12月31日まで、◇旧ホーチミン市、◇旧ビンズオン省、◇旧バリア・ブンタウ省の従来の公示地価を引き続き適用する。
![]() イメージ写真 |
ホーチミン市人民委員会は同市農業環境局に対し、2026年1月1日から適用する新たな公示地価を策定し、提出するよう指示した。
旧ホーチミン市の従来の公示地価表によると、都市部の住宅用地のうち1m2当たりの公示地価が最も高いのは、中心業務地区(CBD)であるドンコイ(Dong Khoi)通り、レロイ(Le Loi)通り、グエンフエ(Nguyen Hue)通りで、6億8721万VND(約386万円)となっている。
一方、旧ビンズオン省では、住宅用地の1m2当たりの公示地価が最も高いのは、省中心部のイェルサン(Yersin)通り、バクダン(Bach Dang)通り、カックマンタンタム(Cach Mang Thang Tam)通り、ビンズオン大通り(dai lo Binh Duong)で、5316万VND(約30万円)となっている。
また、旧バリア・ブンタウ省では、住宅用地の1m2当たりの公示地価が最も高いのは、バークー(Ba Cu)通り、レホンフォン(Le Hong Phong)通り、ホアンホアタム(Hoang Hoa Tham)通りなどで、7800万VND(約44万円)となっている。
なお、公示地価は、◇土地使用料・土地譲渡税の算出、◇国営企業の株式会社化の際の資産評価、◇当局が国防・安全保障・公益の目的で土地を収用する際の立ち退き補償額の算出などの目的に使用される。