- 油流出事故で河川・養殖場が深刻な汚染
- 当局がオイルフェンスや吸着材で応急処置
- 流出量が多く、汚染拡大が懸念
南中部地方クアンガイ省バントゥオン村(xa Van Tuong)にあるズンクアット経済区でディーゼル油の流出事故が発生した。この事故により、魚など水生生物の大量死が発生し、河川や養殖場が深刻な汚染を受けた。
![]() (C)tuoitre |
事故は24日朝に地元住民の通報で判明した。河川の水が変色し、油の強い臭いが立ち込めて、大量の魚の死骸が水面に浮かんでいた。検査の結果、流出した油はディーゼル油と特定された。被害地域では、河川や用水路、水田の水面に黒色の油膜が広がり、生活環境にも大きな影響が出ている。
同村人民委員会によると、ズンクアット製油所から国防省石油局第182倉庫までの輸送作業中にトラブルが発生し、油が外部へ流出したという。
事故発生後、関係機関はオイルフェンスや吸着材を用いて応急処置を展開した。しかし、油の流出量が多く、水路網も複雑なため、迅速な処置は困難とみられ、汚染拡大が懸念されている。管轄当局は環境監視と汚染処理を継続するとともに、関係者の責任を明確化する方針だ。
なお、初動調査では、この事故により水田15haと養殖場3haが影響を受けたとされている。被害を受けた世帯向けの支援策を講じるため、地方自治体は被害確認を急いでいる。




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