チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母親が残したチェー店を受け継いで切り盛りしている。
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毎日午前10時になると、チンさんはベンタイン市場の西門近くにある店を開ける。広さ4m2の小さな店内には、数十種類の色とりどりのチェーがガラスケースに並んでいる。50年以上もの間、何世代にもわたって多くの人々に愛されてきた店だ。
チンさんによると、このチェー店は1968年に母親が始めたもので、当初は旧10区のホアフン市場で小さな天秤棒の露店として営業していたが、後にベンタイン市場へと移った。幼いころから母親を手伝っていたチンさんは、2001年に母親が亡くなると、家業を引き継いだ。以来、25年間にわたり伝統的なレシピを守り続けている。
店主であるチンさんの1日は午前2時に始まり、材料の仕込みとチェー作りを行う。店では温かいチェー9種類と冷たいチェー9種類の計18種類を提供しており、中でもミックスチェー、バナナケーキのチェー、ハスの実のチェーが特に人気だという。1杯の価格は2万~3万VND(約120~180円)だ。





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