- 16種類のアイスを自販機で販売
- ホーチミン市の5か所に計10台を設置
- 今後はメトロ駅や公園、学校などにも拡大
地場乳業メーカー大手ヌティフード(NutiFood)は、ホーチミン市でアイスクリームと牛乳の自動販売機を試験導入した。ベトナムでアイスクリームの自動販売機を展開するのは、同社が初めてとなる。
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アイスクリームの自動販売機は、マイナス18~マイナス22度の温度帯で保管することで、食感や品質を損なわずに販売できる。「セラノ(Celano)」ブランドのコーンアイス、たい焼きアイス、棒アイス、カップアイスを含む16種類を販売する。
また、「ヌヴィ(Nuvi)」、「ヴァルナ(Varna)」、「ヌティミルク(NutiMilk)」などのブランドの牛乳を0~5度で保管・販売する自動販売機も設置した。
購入時は「モモ(Momo)」や「VNペイ(VNPay)」によるキャッシュレス決済が可能で、ワンタッチで支払いを完了できる。
試験導入の段階では、◇タントゥアン街区(phuong Tan Thuan、旧7区)のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)オフィス、◇タンフン街区(phuong Tan Hung、旧7区)のグエンタットタイン大学、◇フオックロン街区(phuong Phuoc Long、旧トゥードゥック市)のマンション「ジ・アート(The Art)」、◇ニエウロック街区(phuong Nhieu Loc、旧3区)のキードン(Ky Dong)プール、◇スアンホア街区(phuong Xuan Hoa、旧3区)のホースアンフオン・スポーツクラブの5か所に計10台を設置した。
同社によると、今後は都市鉄道(メトロ)の駅や公園、学校などにも設置を拡大する計画だ。