- 「Made in Vietnam」ブランドの世界展開
- 充電スタンド500か所以上の整備に参画
- 35年までに環境に優しい車両への転換を
ベトナム自動車・二輪車・自転車協会(VAMOBA)は9日、2035年までにすべての製品を電動化する方針を打ち出した。
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VAMOBAは1991年に設立され、現在は30社の二輪車メーカーと200社以上の部品メーカーを含む約230社の会員を有する。年間生産台数はバイク40万台と自転車100万台で、このうち93%が国内消費、7%が輸出に充てられている。
VAMOBAは、新たな段階に入り、◇デジタル化、◇持続可能な発展、◇国際競争力の向上、◇グリーンエコシステムの構築、◇「Made in Vietnam」ブランドの世界展開の5本柱から成る戦略を掲げている。
会員企業は、2025年に入ってから主要都市で500か所以上の充電スタンドの整備に参画し、2027年までに2000か所以上の整備に参画することを目指している。
VAMOBAは、2027年までに会員全社が少なくとも1車種の電動車両を投入し、2030年までに電動車両を総生産台数の約40%に高めるとともに、2020年比で二酸化炭素(CO2)排出量を▲50%削減することを目標としている。さらに、2035年までにすべての製品を電動化し、環境に優しい車両への転換を進める方針だ。