- オモダとジェコのブランド車を生産
 - 第1期(25~26)で年産能力6万台
 - 最終的には年産20万台体制を目指す
 
地場系コングロマリット(複合企業)ゲレシムコグループ(Geleximco Group)と中国の大手自動車メーカーである奇瑞汽車(Chery Automobile)による合弁会社GEL-O&Jオート(GEL-O&J AUTO)は30日、北部紅河デルタ地方フンイエン省のフンフー工業団地(旧タイビン省)内で自動車製造・組立工場を着工した。
![]() (C)Cong Luan  | 
同工場は敷地面積38.1haで、投資総額は3億1900万USD(約490億円)。同工場では、「オモダ(Omoda)」と「ジェコ(Jaecoo)」のブランド車を生産する。
同プロジェクトはベトナム自動車産業の中でも最大規模の案件とされ、建設は4段階で進められる計画だ。第1期(2025~2026年)は年産能力6万台、第2期(2027~2029年)で12万台に拡大し、2030年以降の第3・第4期完了後には年産20万台体制を目指す。
工場では溶接、塗装、樹脂成形、組立などの主要工程を統合し、EU基準の試験走行コースを併設する。さらに、物流施設や環境処理施設も備え、最新の自動化システムやスマート制御技術を導入する。エネルギー効率の最適化と排出削減を図り、国際的な品質・環境基準に対応する計画だ。
GEL-O&J自動車工場が完成すれば、北部地方の自動車産業集積が促進され、部品供給網の拡大や雇用創出、輸出増加につながると期待されている。




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