不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)はこのほど、電動バイクのオンライン販売を公式サイト＜vinfastauto.com＞で開始した。デジタル消費が拡大する中、利便性と安全性の高い購入チャネルとして注目されている。

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　決済方法は、クレジットカードやデビットカード、国内ATMカード、インターネットバンキング、銀行振込など多様な方法に対応するほか、「Vポイント(Vpoint)」ポイント交換やクレジットカード分割払いも順次導入する予定だ。高いセキュリティ技術を採用しており、オンライン取引の安全性を確保している。

　受取方法については、商業センター「ビンコム(Vincom)」との連携により、交通アクセスの良い主要施設での車両受取が可能となっている。現在は北部紅河デルタ地方ハイフォン市とハノイ市の「ビンコム」で受取が可能で、今後は全国へと拡大する計画だ。「ビンコム」がない地域でも、オンライン購入後にビンファストの正規販売店で受取ることができる。

　ビンファストは6月に電気自動車(EV)のオンライン販売プラットフォーム「VinFast O2O」を発表しており、予約、オンライン決済、電子契約までの購入プロセス全体をデジタル化した。自宅試乗や銀行・保険会社との連携、登録手続き支援なども提供し、迅速かつ一貫したサービスを実現しており、専任チームが24時間体制で顧客をサポートしている。