- GDP成長率+6.7%・インフレ率+3.5%予想
- HSBC、26年も成長持続と予想
- 世界貿易や関税政策の不透明感がリスクに
香港上海銀行(HSBC)は、このほど公表した最新レポートで、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率を+6.7%、インフレ率を+3.5%と予想した。貿易の底堅さに加え、内需と投資の回復が成長を支えるとみている。
![]() イメージ写真 |
HSBCによると、ベトナムの2025年のGDP成長率は+8.02%に達し、ASEANだけでなく、アジア全体でも最高水準となった。関税リスクが意識される中でも、経済の強靭さを示した形だ。
また、2025年の輸出入総額は前年比+18%増の約9280億USD(約148兆円)となり、過去最高を更新した。特に米国向け輸出は同約+30%増と高い伸びを示し、電子製品が成長を主導した。人工知能(AI)関連需要の拡大を背景に、電子機器の輸出が輸出全体の約35%を占める規模にまで拡大している。
内需も堅調で、個人消費は前年比約+8%増、投資は同約+9%増となった。政府は引き続き、インフラ投資を成長戦略の柱と位置付けている。
観光分野では、2025年の外国人観光客数が2100万人超と過去最多を記録し、観光収入はGDP比で約7%に相当する約400億USD(約6兆3600億円)に達した。中でも、中国人観光客の回復が全体を押し上げた。
一方、インフレは抑制されている。2025年のインフレ率は+3.3%で、12月の全国消費者物価指数(CPI)は前年同月比+3.5%上昇した。食品価格の一時的な上昇はみられるものの、全体としては安定的に推移している。
HSBCは、2026年についても成長が持続するとしつつ、世界貿易や関税政策の不透明感が引き続き最大のリスクになると指摘した。



)
)

免責事項
)
)
)
)
)

)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)