音声AI技術の地場スタートアップ「ナミテック」、400万USD調達

2026/01/22 14:31 JST配信
  • 東邦ガスやティエンベト証券が出資に参加
  • 23年にシリーズAラウンドで200万USD調達
  • 22年にFPTから事業分離して設立

 人工知能(AI)を活用した顧客関係管理(CRM)ソリューションを開発する地場スタートアップのナミテクノロジー(Nami Technology=ナミテック)はこのほど、新たな資金調達ラウンドで400万USD(約6億3000万円)規模の出資を獲得した。

(C) vneconomy
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 今回のラウンドの出資には、日本の東邦ガス株式会社(愛知県名古屋市)と、既存投資家のティエンベト証券[TVS](Thien Viet Securities)が参加した。

 今回の資金調達は、2023年のシリーズAラウンドで200万USD(約3億1600万円)の出資を受けてから2年足らずで実施されたもので、同社の事業拡大の進展を示している。

 ナミテックは2022年に、ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)から事業分離して設立された。企業の業務管理や顧客対応分野でAI活用の需要が高まる中、AIを活用したCRMソリューションの開発を主軸事業としている。

 同社は、音声処理やバイオメトリクス、自然言語処理(NLP)などの技術を強みとする。製品はすでに、ベトナム、日本、米国で導入されており、金融・銀行、保険、小売、通信といった幅広い分野で活用されている。

 今回の資金調達を受け、ナミテックは研究開発への投資を拡大し、製品の商用化を加速するとともに、海外展開を本格化させる方針だ。ベトナム発のAI企業として、地域および国際市場での存在感を高めることが期待される。

[VnEconomy 09:15 20/01/2026, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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