ホーチミン市は近く、国内で初めて豚肉をベトナム商品取引所に上場し、取引する試験プログラムを導入する。価格の透明性向上や品質管理、トレーサビリティ(生産履歴の追跡)の確保を通じ、サプライチェーン全体の利益保護を図る。
![]() (C) an ninh thu do |
同市商工局によると、同市は全国最大の豚肉消費市場で、1日あたりの消費量は約1万3000~1万4000頭、年間取引額は25兆VND(約1520億円)超に上る。しかし、現在の豚肉市場は価格の不透明さや多くの中間業者の存在、品質管理とトレーサビリティの難しさといった課題を抱えており、需給の変動がバリューチェーンの効率的な運営に影響を及ぼしている。
取引の仕組みと参加者のメリット
この課題を解決するため、同局は関連機関と連携し、豚肉上場の試行制度を構築した。ベトナム商品取引所の代表によると、取引対象となる商品は、品質や食品安全、トレーサビリティの基準を満たした屠殺後の枝肉となる。
試験導入は自発的な原則に基づき、既存のサプライチェーンを中断させることなく、従来の取引方式と並行して運用される。商工省国内市場管理開発局のチャン・フウ・リン局長は、企業や仲買人も標準化された条件の下で参加可能となり、養豚業者の利益保護と市場の効率化につながると説明した。
設立に向けたこれまでの取り組み
ホーチミン市の商工局と農業農村開発局、ベトナム商品取引所は2023年8月の時点で、豚肉取引所の設立に関する協力覚書を締結していた。
3機関は、スポット取引と先物取引の契約を行う取引所の設立と運営について検討を進めてきた。同取引所はベトナム商品取引所のインフラを基盤として設立され、取引・決済システムやクリアリングセンター、商品輸送センターなどが整備される計画となっている。
取引資格を満たす全ての人が参加でき、生産から消費に至る全プロセスに利益をもたらすことが目指されている。




)
)

免責事項
)
)

)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)