ベトナムエビ協会が発足、サプライチェーン全体をつなぐ

2026/04/16 14:12 JST配信

 ホーチミン市で14日、第1期(2026~2031年任期)のベトナムエビ協会の設立大会が開催された。同大会には、管理機関、企業、科学者、全国の養殖業者の代表らが参加した。

(C) dantri
(C) dantri

 ベトナムのエビ産業で、生産から加工、消費まで、サプライチェーン全体をつなぐ業界団体が設立されたのは今回が初めてとなる。

全サプライチェーンを代表する初の組織

 ベトナムエビ協会は、内務省の決定第362号/QD-BNV号に基づいて設立された。

 大会では、サプライチェーンの各部門を代表する17人からなる第1期執行委員会が選出され、水産養殖分野で事業を展開する地場グロウマックスグループ(GrowMax Group)のマイ・バン・ホアン社長が同協会の会長に就任した。

過去最高の輸出額と直面する課題

 ベトナムのエビ産業は長年にわたり力強い発展を遂げてきた。2025年のエビ輸出額は前年比+19%増の約46億USD(約7300億円)に達し、過去最高を記録した。エビは現在、水産物輸出総額の40~45%を占め、100か国・地域超の市場へ輸出されている。

 一方で、同産業は依然として生産が分散し、連携が不足しているという実態がある。また、種苗(稚エビ)の輸入依存、高い飼料コスト、未整備なインフラ、エクアドルやインドなど低コスト生産国との競争激化といった課題にも直面している。

 ブー・チエン・タン内務次官は、同協会が「連携の中心」として機能し、政策提言や科学技術、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入促進において業界を牽引していくことへの期待を示した。

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