フィリピンを訪問しているトー・ラム書記長 兼 国家主席は1日、フィリピンのフェルディナンド・ロムアルデス・マルコス・ジュニア大統領と会談し、両国関係を「強化された戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致した。会談後、両首脳は各省庁間の協力文書の交換式に立ち会った。
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両国関係を「強化された戦略的パートナーシップ」へ
両首脳は、戦略的パートナーシップ関係を「強化された戦略的パートナーシップ」に格上げし、政治的信頼を一層深めることで合意した。マルコス大統領は、フィリピンにとってベトナムは東南アジア諸国連合(ASEAN)における唯一の戦略的パートナーであることを強調した。
経済分野では、双方向の投資に有利な環境を創出し、二国間貿易額を早期に100億USD(約1兆6000億円)に引き上げる目標を掲げた。また、農業や食料安全保障、グリーンテクノロジー、デジタル経済、観光、教育訓練などの分野での協力を推進する。
国防・安全保障と南シナ海問題での連携強化
国防・安全保障分野では、オンライン詐欺や人身売買などの国境を越えた犯罪への対応で協力する。さらに、両首脳は1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法に基づき、南シナ海における平和と安定、海上・上空の自由航行を維持し、紛争を平和的手段で解決することを再確認した。
会談後、両首脳は国防省間の国防協力や、科学技術省とフィリピン情報通信技術省によるデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協力、文化スポーツ観光省とフィリピン観光省による観光協力などに関する覚書(MoU)や協力プログラムの交換式に立ち会った。
これに先立ち行われた歓迎式典では、21発の礼砲が放たれたほか、式典後にはマルコス大統領自らが電動車両を運転してラム書記長を会談会場まで案内し、両国の緊密な関係を示した。




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