東北部地方トゥエンクアン省における2026年高校卒業試験の数学試験での不正事件で、同省警察は15日、トゥエンクアン英才高校の校長であるグエン・ティ・ハン容疑者ら7人を刑事法第356条に規定する公務執行上の職権乱用容疑で新たに立件した。これにより、同事件で立件された容疑者は計26人に上った。
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首相が厳正な処罰を指示
レ・ミン・フン首相は同日、同省の幹部らと会合を開き、今回の不正事件は極めて深刻だと指摘した。その上で、教育の公平性や社会の信頼を損なうとして、例外を設けず厳正に処分するよう関係機関に指示した。また、教育訓練省に対しては、同試験会場の試験結果の取り扱い方針を早期に打ち出すよう求めた。
不正な試験結果は取り消しへ
教育訓練省は同日、高校卒業試験結果を用いた大学入学審査に関する方針を明らかにした。審査の過程で不正が確認された受験生については、すでに合格や入学が決まっていた場合でも結果を取り消し、厳格に処理する。一方、不正に関与していない受験生の合法的な権利は保障され、他の受験生の合格枠などに影響を与えることはないとしている。
過去にも試験不正事件が発生
本事件は、同試験会場で数学を受験した328人のうち、299人が9点以上、うち147人が10点満点を獲得したことで発覚した。初期調査によると、別の高校の副校長である試験会場責任者の指示のもと、同校の若手教師が試験教室に入り、受験生に直接解答を教えていたという。
なお、高校卒業試験での大規模な点数操作事件は過去にも発生しており、2018年には当時の北部3省で不正が発覚した。このうち、2025年7月にトゥエンクアン省へ吸収合併された旧ハザン省の事件では、当時の教育訓練局の元幹部らに最長で禁固8年の有罪判決が言い渡されている。不正に得点を引き上げられた受験生の多くは党機関や公安機関、教育機関の幹部の子どもらで、当時の同省共産党委員会書記の娘も含まれていた。








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