ホーブ、ベトナムで四季成り性イチゴの試験栽培へ ちとせと提携

2026/07/17 02:45 JST配信

 イチゴの種苗事業や青果卸事業などを手掛ける株式会社ホーブ(北海道上川郡)は、ちとせグループの企業であるちとせアグリカルチャー(Chitose Agriculture)と、ベトナムでのイチゴの普及拡大に向けた試験栽培に関する契約を締結した。

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 ホーブは事業開始以来、四季成り性イチゴの品種開発から、種苗の生産・販売、栽培指導による果実生産、果実販売までを手掛けている。

 特に品種開発を事業の根幹としており、「ペチカ」をはじめ、極めて収量性の高い「ペチカエバー」、食味の良さが特長の「ペチカほのか」といった品種を開発してきた。これらの品種は、日本国内だけでなく海外でも評価を得ている。

 ちとせアグリカルチャーは、バイオテクノロジー関連の技術開発や事業開発を行う株式会社ちとせ研究所(神奈川県川崎市)を中核法人とする「ちとせグループ」の企業として、2025年にベトナムに設立された。

 ちとせアグリカルチャーは、ハノイ市およびホーチミン市の各種スーパーマーケットで、イチゴをはじめとする青果を中心としたちとせブランドの食品を販売するほか、シンガポールおよびマレーシアのグループ会社への輸出販売も行っている。

 今回の取り組みでは、ホーブが育成した四季成り性イチゴ品種について、ちとせアグリカルチャーが提携しているベトナム法人の圃場で試験栽培を行い、栽培適性や市場適性を評価したうえで現地での普及拡大を目指す。

 ベトナムでは現状、イチゴの栽培が冬季に限定されているが、四季成り性品種を用いた夏季生産が実現すれば、年間を通じた供給が可能となり、現地の農業にとって大きな技術革新となる。


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