2030年ベトナムGDP、タイ・香港上回り世界34位へ

2026/08/28 15:04 JST配信

 国際通貨基金(IMF)は2026年4月版の「世界経済見通し(WEO)」で、ベトナムの名目国内総生産(GDP)が2030年に6680億USD(約106兆円)に達するとの予測を示した。

イメージ写真
イメージ写真

 これにより、ベトナムはタイの6480億USD(約103兆円)や香港の5370億USD(約85兆円)を上回り、世界34位の経済規模になる見通し。アジアの新興国を中心とする成長が、世界経済の拡大を支えるとみられる。

 この成長の背景には、国際的なサプライチェーンの多角化がある。米中間の貿易摩擦に伴い、米国の中国からの輸入が減少する中、調達先や生産拠点の一部がベトナムを含むアジアの他国へシフトしていることが追い風となっている。ただし、貿易障壁の高まりや主要取引国の通商政策を巡る不確実性には、引き続き警戒が必要だ。

 同レポートによると、2030年の世界トップ3の経済大国は米国(37兆7000億USD=約6000兆円)、中国(26兆USD=約4100兆円)、ドイツ(6兆2000億USD=約990兆円)で、2026年と順位は変わらない見通し。一方、中東紛争に伴うエネルギー価格の上昇がインフレ圧力を高め、金融環境の引き締まりにつながるリスクがあるなど、世界経済の不確実性も指摘されている。

 なお、IMFの予測によると、2030年の日本の名目GDPは5兆0022億USD(約800兆円)となり、2025年の世界4位から世界6位に後退する見通しだ。2030年のベトナムのGDPは、日本の約13%の規模に相当する。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 国際通貨基金(IMF)は、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率予測を前回予測から+0.4%pt引き上げ、...
 国際通貨基金(IMF)は、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率を+7.0%と予測する一方、中東紛争など...
 国際通貨基金(IMF)がこのほど発表した東南アジア主要6か国(ASEAN6)の経済規模に関する2026~2031年の予...
 国際通貨基金(IMF)はこのほど、2025年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率予想を従来の+6.8%から...
 国際通貨基金(IMF)は、ベトナム経済が引き続き回復基調にある一方で、外部環境の不確実性の高まりを背...

新着ニュース一覧

 国際通貨基金(IMF)は2026年4月版の「世界経済見通し(WEO)」で、ベトナムの名目国内総生産(GDP)が2030年...
 地場不動産デベロッパーのFLCグループ[FLC](FLC Group)の副会長であるマ
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部地方タイニン省国境警備隊は、日本人をカンボジアへ不法出国させようとしたとして、ベトナム人の男...
 かつてベトナム共和国(南ベトナム)のゴ・ディン・ジエム政権下で「生き地獄」と恐れられ、多くの愛国者...
 東北部地方トゥエンクアン省トゥアンホア村(xã Thuận Hòa、旧ハザン省ビースエン郡)で...
 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手
 ハノイ市で、自動運転技術を活用したスマート交通システムの実証実験が行われる。同市人民委員会は、自...
 かつて最大44機の航空機を保有していた地場不動産デベロッパーFLCグループ[FL
 東北部地方クアンニン省は26日、中央直轄市への昇格決定を機に、同省における投資決定書などの授与式を...
 三井住友銀行が出資する大手民間銀行で、消費者金融子会社が強みのVPバンク[V
 政府は、サイバーセキュリティおよび個人データ保護分野における行政違反処分を規定する政令第330号/20...
 ホーチミン市建設局は、建国記念日(9月2日)に伴う8月29日から9月2日までの5連休に向け、公共交通機関の...
 株式会社ECMSジャパン(東京都中央区)が所属する、国際物流サービスを展開するECMSグループは、ホーチミ...
 ベトナムの国際インターネット接続を支える海底光ケーブル「アジア・アフリカ・ユーロ1(AAE-1)」と「第...
トップページに戻る