ハノイ市で、自動運転技術を活用したスマート交通システムの実証実験が行われる。同市人民委員会は、自動運転技術開発を手掛ける地場フェニカーX(Phenikaa-X)による実証実験プロジェクトの実施を許可した。期間は8月25日から24か月間で、特定の管理区域内において実施される。
![]() (C) Velodyne Lidar Inc. / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
2拠点で4種類を実証
実証実験の舞台となるのは、ホアラックハイテクパーク(HHTP)およびベトナム国家大学ハノイ校(VNU-HN)のホアラック拠点だ。試験対象は、◇自動運転バス、◇ロボタクシー、◇自動清掃ロボット、◇配送ロボットの4種類となる。
最高速度は時速40km以下に制限され、十分な自然光が確保できる午前9時から午後4時半までの時間帯に運行される。
安全対策と一部規制の適用除外
実地運行にあたっては安全性が最優先され、自動運転バスとロボタクシーでは、適切な運転免許を持つ安全監視員が運転席に同乗する。本プロジェクトでは技術の検証と改善を促すため、試験範囲内に限り、自動運転車両に関する一部の法規制が一時的に適用除外となる。ただし、商用輸送や運賃の徴収は一切認められない。
本試行で蓄積されるデータや実証結果は、ベトナム国内における自動運転車の標準規格や運行プロセスの策定に役立てられる。将来的には、ハノイ市が目指すスマートシティの構築や、公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)モデルに自動運転技術を統合するための重要な試金石となる。








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