人民アーティストのレ・カイン氏、日越文化交流で在外公館長表彰

2026/04/22 05:12 JST配信

 伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使は4月6日、演劇・音楽分野における日本とベトナムの文化交流促進への多大なる貢献と卓越した功績を称え、人民アーディストのレ・カイン(Le Khanh)氏に対して在外公館長表彰を授与した。

(C) 在ベトナム日本国大使館
(C) 在ベトナム日本国大使館

日越文化交流への多大な貢献

 カイン氏は長年にわたり、両国間の数多くの芸術プロジェクトに携わってきた。代表的な活動として、2013年のベトナム国立交響楽団日本ツアーや、2014年に国際交流基金が主催した「ベトナム舞台芸術関係者中期招へい事業(VPAM)」などが挙げられる。

 また、2016年の結城座とベトナム青年劇場による「野鴨中毒」の共同制作、2018年から2019年にかけての「ワーニャ伯父さん」、2025年に日本のエネルギー企業が北部3省で開催した「音楽と民話で世界をつなぐ」コンサートなど、幅広い事業に貢献している。

 さらに、同氏は国際交流基金と積極的に連携し、日本の舞台芸術団や演出家、俳優をベトナムへ招聘するなど、ベトナムにおける日本の舞台芸術の紹介にも尽力してきた。 

 カイン氏は、これまでの協力プロジェクトを通じて日本のアーティストから新しい知識や貴重な経験を得ており、それらを現在の自身の舞台活動や教育の現場で活かしていると語った。

レ・カイン氏のプロフィール

 レ・カイン(本名:チャン・マイ・カイン)氏は1963年生まれ、ハノイ市出身の映画・舞台女優だ。芸術一家に生まれ、1970年から芸能活動を開始し、30歳で優秀アーティスト、さらに38歳という若さで人民アーティストの称号を授与された、ベトナムを代表する芸術家の一人となっている。

 フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督の映画「夏至」(2000年)をはじめ、舞台や映画、テレビドラマなどで幅広く活躍している。

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