- 地場ホアンハイ株80%取得・子会社化へ
- ベトナムでの段ボール製造機能拡大
- 9月下旬に株式譲渡実行予定

段ボール・紙器・軟包装材および紙製緩衝材などの包装資材の製造・販売を手掛けるダイナパック株式会社(愛知県名古屋市)は、段ボールケースの製造販売を手掛ける地場ホアンハイ・ベトナム・パッケージング(Hoang Hai Vietnam Packaging、北部紅河デルタ地方ハイフォン市)株80%を取得し、子会社化する。
![]() (C) ダイナパック |
ダイナパックは、中期経営計画で掲げる「合併・買収(M&A)の積極的な実施」と「国内・海外生産拠点の拡充」に取り組んでおり、現行のベトナムでの段ボール製造機能拡大に取り込んでいけると判断し、ホアンハイ株を取得することとした。
ホアンハイは2015年11月の設立で、資本金は約15億円。今回、大株主の個人2人から2000万株を取得する。取得価額は非開示とする。
6月2日に株式譲渡契約書を締結し、9月下旬に株式譲渡を実行する予定だ。