- 第1期センターは15年2月に稼働開始
- 医療機器や電子機器などの保管に最適
- 雨天時でも効率的な作業が可能な設計

NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(東京都千代田区)のグループ会社であるNXベトナム有限会社(NIPPON EXPRESS (VIETNAM)、ホーチミン市)は5月20日、北部紅河地方ハイフォン市で「ディンブー・ロジスティクスセンター(第2期)」の開所式を執り行った。
![]() (C) NIPPON EXPRESSホールディングス |
ディンブー・ロジスティクスセンターは、2015年2月に第1期センターが、2025年5月に第2期センターが稼働を開始した。
第2期センターでは、温湿度管理のために定温保管室と大型空調設備を導入し、湿度を常に70%以下に保つことで、医療機器や電子機器などの高付加価値商品の保管に最適な環境を提供する。また、作業効率の向上を目的に、荷捌きエリアとドックヤードには無柱の大屋根を採用し、雨天時でも効率的な作業が可能な設計となっている。
第1期の敷地面積は5万5300m2、倉庫面積は1万4963m2で、保税倉庫、コンテナフレートステーション、一般倉庫、定温・低湿空調、エアカーテン付きコンテナドック(14基)を備える。
また、このほど稼働を開始した第2期の敷地面積は2万0988m2、倉庫面積は8550m2で、保税倉庫、コンテナフレートステーション、定温・低湿空調室、庫内全域低湿度空調、エアカーテン付きコンテナドック(7基)を備えている。