- ミンドゥック工業団地で生産拠点稼働開始
- 日系電子機器メーカー向け不織布包材製造
- 本格稼働は2026年1月を予定
包装資材メーカーの株式会社三景(愛知県名古屋市)は11日、北部紅河デルタ地方フンイエン省のミンドゥック工業団地で、環境対応型包材の新たな生産拠点の稼働を開始した。
![]() (C) 三景 |
ベトナム現地法人「三景マニュファクチャリング・ベトナム(Sankei Manufacturing Vietnam)」では、主に日系電子機器メーカー向けの不織布包材を製造する。本格稼働は2026年1月を予定しており、ベトナム拠点を起点に、将来的には東南アジア全域への供給網を整備する。
同社は、日本企業の海外生産シフトとSDGs・脱炭素の流れを背景に、現地での環境配慮包材の安定供給の実現を目指す。設計段階からの企画提案・試作・量産・物流までを一貫して支援し、東南アジア市場での包装資材の供給体制を強化する。
三景は、1958年創業の老舗包装資材メーカーで、風呂敷製造を原点に、現在は不織布を中心とした包装資材の企画・製造・販売を行っている。同社はベトナムに生産拠点を設けることで、「日本品質×現地生産」による供給体制を整え、企業の環境対応を支援する。
同社はベトナム拠点を「環境包材のマザー工場」と位置づけ、◇加工技術の高度化、◇生産能力の拡充、◇物流効率の最適化の3点を重点に取り組んでいく計画だ。




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