CODA、ベトナムセンターを開設 海賊版対策の体制強化

2026/04/03 02:10 JST配信

 日本の一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA、東京都中央区)は1日、ベトナムを拠点とした深刻化する権利侵害への対策を強化するため、現地の法律事務所と連携して「CODAベトナムセンター」を開設した。

(C) CODA
(C) CODA

 近年、インターネット上における海賊版サイトは国境を越えて拡大しており、マンガやアニメなどの日本コンテンツに関する権利侵害は世界的に深刻な課題となっている。

 特にベトナムにおいては、悪質な海賊版サイトの運営者や関連サービスが同国を拠点としているケースが多く指摘されており、迅速かつ実効性のある対策の必要性が高まっていた。

 こうした状況を受け、CODAは現地の法律事務所であるキャストグローバル・ロー・ベトナム(CastGlobal Law Vietnam、ホーチミン市)に連絡窓口を設け、「CODAベトナムセンター」としての運用を開始した。

 同センターの運用により、ベトナムの法制度や実務に精通した専門家との連携体制を構築し、権利侵害への対応力を強化する。具体的には、侵害情報の収集をはじめ、サイト運営者や関連サービスに対する削除要請、法的措置の検討や実施などを、従来よりも迅速かつ効率的に行うことを目指す。

 また、現地の関係機関やライセンシーなどとの連携や情報共有を促進することで、継続的かつ実効的な対策の推進を図る。

 CODAは、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、日本の経済産業省と文化庁の呼びかけで設立された。日本国内外の関係政府機関、団体、企業と連携し、海賊版の抑止や摘発に貢献している。

 今回の「CODAベトナムセンター」の開設は経済産業省の受託事業の一環として実施されるもので、CODAは今後も国際的な連携を強化しながら、海外における日本コンテンツの権利保護と健全な正規流通の促進に積極的に取り組んでいく方針だ。

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