ホーチミン:都市計画承認、50年にGRDP1.2兆USDへ

2026/05/16 12:44 JST配信

 ホーチミン市人民委員会のブイ・スアン・クオン副主席はこのほど、100年の長期ビジョンを掲げる2025~2050年期のホーチミン市都市計画概要を承認する決定に署名した。

(C) Znews
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 2050年までに人口2000万~2200万人の超巨大都市へ発展し、域内総生産(GRDP)約1兆2000億USD(約190兆円)、都市建設用地の規模約29万~30万haを達成する目標を掲げている。

成長モデルの転換と目標

 同市はアジア太平洋地域を代表する多極型の超巨大都市となり、世界で最も住みやすい都市トップ100入りを目指す。これに向け、労働力や加工業に依存する成長モデルから、科学技術やイノベーション中心の経済へと転換を図る。期間中のGRDP成長率は年平均+10%を見込む。

3地域と3回廊による空間再編

 都市空間の再編は「3地域・3回廊」を軸とする。3地域は、国際金融に注力する旧ホーチミン市地域、ハイテク産業の中心となる旧ビンズオン省地域、海洋経済を発展させる旧バリア・ブンタウ省地域からなる。

 3回廊は、サイゴン川沿いを海へ向かう南北回廊、旧バリア・ブンタウ省とホーチミン市旧カンゾー郡を結ぶ東部回廊、そして東南部地方ドンナイ省と南部地方タイニン省を結ぶ東西回廊を指す。南部メコンデルタ地方から旧カンゾー郡やカイメップ・ティバイ港湾群を結ぶ沿岸回廊も成長の原動力と位置づけられる。

交通インフラとTODモデル導入

 インフラ整備では、環状3号線や各高速道路の建設を進める。また、公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)モデルを採用し、都市鉄道(メトロ)などの公共交通網を拡充して市内の移動時間を最適化する計画だ。

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